海外キャッシングの手数料は？ATM利用時の手数料と利息

海外に行く際にクレジットカード払いで済ませようとしている人でも、多少なりとも現地の通貨を現金で持つことでしょう。

現地通貨を得るには、クレジットカードのキャッシング機能を使うのが1番お得で便利です。

そこで気になるのが、海外キャッシングにかかる費用。

今回は、そんな海外キャッシングのATM利用時の手数料と利息についてお伝えします。

海外ネコ太郎

両替所の両替よりも海外キャッシングの方がお得なんだよね！

クレカ博士

そうじゃ。空港や現地の両替所で両替するなら、現地のATMでキャッシングする方がお得じゃ！

「そもそも海外キャッシングとは何？」方は、こちらを先にご覧ください。

海外キャッシングは手数料がかかる？

海外キャッシングを利用すると手数料がかかるのか？というと、

答えは「カード会社によって異なる！無料のカードもあれば手数料がかかるカードもある」です。

海外キャッシングを１回利用するたびに、無料〜220円程度のATM利用手数料がかかります。

海外ネコ太郎

国内でもATMを使ったら時間帯によって手数料が変動したりしながら発生するもんね！

クレカ博士

海外の場合は、時間ではなく１万円未満なら100円、１万円以上なら200円など金額によって変動するカードが多いんじゃ。

海外キャッシングで手数料以外に払うもの

手数料以外に何が発生するかというと、それはお金を借りた場合に発生する「利息」です。

利息の計算方法

では実際に利息を計算してみましょう！

では、上記の情報を元に利息の計算をしていきます。

ますは、１日分の利息を計算しましょう。

引き出した額は、為替レート１ドル＝105円なので、100ドル＝10,500円

引き出した額（日本円） × 金利（年利）÷ 365日 ＝ １日分の利息

10,500円 × 18.0%(0.18) ÷ 365 ＝ 5.17円

そして、返済するまでの日数が30日なので利息は、

１日分の利息 × 支払日までの日数 ＝ 支払う利息

5.17円 × 30日 ＝ 155.1円

つまり、100ドル（10,500円）を引き出した場合、155円の利息がかかるわけです。

それから、楽天カードのATM手数料は220円なので合計375円となります。

もうひと例見てみましょう！

では、もう一度計算式に当てはめて利息の計算をしてみましょう。

１ドル＝110円なので1000ドル＝110,000円

引き出した額（日本円） × 金利（年利）÷ 365日 ＝ １日分の利息

110,000円 × 18.0%(0.18) ÷ 365 ＝ 54.24円

１日分の利息 × 支払日までの日数 ＝ 支払う利息

54.24円 × 15 ＝ 813.6円

つまり、1000ドル（110,000円）を引き出した場合の利息は813円となります。

セディナカードのATM手数料は無料なので、813円の支払いで済みます。

海外ネコ太郎

こうやって計算すると、いかにクレジットカードのキャッシングでかかる手数料や利息が安いかが分かるね！

クレカ博士

両替所での両替や国際キャッシュカードで現地通貨を得ようとしたら、もっと手数料が高くつくからな！

海外キャッシングの手数料と金利の比較

海外ネコ太郎

だいたい一括払いが基本なんだよね？

クレカ博士

そういうカード会社が多いな。でも逆にリボ払いが基本設定になっているところもあるので注意じゃ！

まとめ【海外キャッシングには手数料と利息がかかる】

海外で現地の通貨を入手する最もおすすめな方法が海外キャッシングですが、海外キャッシングにはATM手数料（無料のカードもある）と利息がかかることがお分りいただけたでしょうか。

とは言っても、やはり海外キャッシングは他の両替方法と比べても、とてもお得な手段です。

注意したいのは、「キャッシング枠」の利用限度額と利用開始ができる設定になっているかというところです。

また、リボ払いの設定がある場合には、海外に行く前に自分のカードがどのようになっているか確認しておきましょう。

海外ネコ太郎

次の海外旅行はローカルなお店に行きたいから、クレジットカード払いじゃなくてキャッシング重視で使うつもり！

クレカ博士

それならキャッシングがお得なクレジットカードを作ってもいいかもしれんぞ。クレジットカード未対応の店で十分な現地通貨を持っていないと、未払いの食い逃げ犯にされてしまうかもしれんからの。ワハハハ